素粒子物理学の基礎である「標準理論」の検証に一歩近づく実験結果を米フェルミ国立加速器研究所が10日、発表した。標準理論からずれたという2年前の測定値とよく一致し、精度は約2倍に上がった。理論が想定していない未知の素粒子が影響を与えている ...
<95%が分かっていないという宇宙のこと、ダークマター以上に分からないダークエネルギーとは何か、今日の理論物理学者は何と格闘しているのか、根源的な物理への情熱について──理論物理学者でカリフォルニア大学バークレー校教授の野村氏に聞いた> ...
【4月13日 AFP】素粒子の一種「Wボソン」が、理論値を著しく上回る質量を持つとする研究論文が7日、発表された。約10年に及ぶ精密な測定に基づくもので、宇宙の仕組みに関する理解の根幹を揺るがす研究結果だ。 宇宙を理解する際の基礎となっているのは ...
素粒子物理学の実験施設である円形加速器を新たに整備する研究戦略を欧州合同原子核研究機関(CERN)がまとめた。周長約90キロメートルの施設で宇宙や物理学の謎に迫る壮大な計画だが、巨額の建設費など実現に向けた課題も多い。CERNは22日、欧州素粒子物理戦略を6年ぶりに改定した。新たな柱となるのは新型加速器「FCC-ee」の建設だ。フランスとスイスの国境付近の地下約200メートルにトンネルを掘り、 ...
ノーベル物理学賞受賞者の小林誠・日本学術振興会学術システム研究センター所長による講演会「反物質−素粒子から宇宙まで−」が7月9日、城西大坂戸キャンパス清光ホール(埼玉県坂戸市)で開かれる。すべての物質の構成要素とされる素粒子の理論 ...
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センターが参画するIceCube(アイスキューブ)実験(注1)は、2016年12月に宇宙から飛来した高エネルギーニュートリノ(注2)の観測から、1960年に予測されたGlashow共鳴という現象を初検出しました。この検出により、素粒子物理学 ...
米フェルミ国立加速器研究所の検出器ホールにあるミューオンg-2実験の貯蔵リングは、数々の電子機器に囲まれている。実験はセ氏マイナス269度という低温で行われ、磁場の中を進むミューオンの歳差運動(首振り運動)を調べている(PHOTOGRAPH BY REIDAR HAHN ...
米フェルミ国立加速器研究所の実験装置(同研究所提供) 【ワシントン共同】米フェルミ国立加速器研究所のチームは3日、素粒子の一種「ミュー粒子」の磁力を測定した結果、理論で予測される値と一致したと発表した。これまでの中間分析結果では値が ...
この世界を形作る素粒子の一つ「Wボソン」の重さを精密にはかったところ、素粒子物理学の根幹にある「標準理論」から得られる予想よりも重かったと、米フェルミ国立加速器研究所のグループが発表した。事実なら、標準理論では説明できない未知の素 ...
素粒子ミュオンの反粒子の正ミュオンを中心にして、その周りを電子が回っている束縛状態をミュオニウムと呼ぶ。水素原子の陽子が正ミュオンに置き換わった構造で、その生成が素粒子物理学の謎を探る実験に重要と考えられている。そのミュオニウムを ...
大阪市立大学は10月16日、素粒子標準模型におけるヒッグス場を高次元ゲージ場の一部とみなす「5次元ゲージ・ヒッグス統一理論」を「大統一理論」に拡張した理論を構築し、「電弱対称性の破れ」およびヒッグス粒子の質量を再現できただけでなく ...
物理学者たちが長年追い求め、そしていまだに未達成である「四つの力の統一」を説明できる可能性をもった、物理学の最新理論「ホログラフィー原理」。量子力学よりもさらに不思議でつかみどころのない最新理論を、人気の物理学者である橋本幸士教授がわかりやすく解説します。今回は、ホログラフィー原理を表す数式「ホログラフィー原理の等式(GKP-W関係式)について解説します。